2013年2月28日木曜日

ネパール写真展


半月ほど前になってしまうけど、去年2ヶ月かけてネパール「ドルポ」遠征に行っていた友人のスライドショーに行きました。

ヒマラヤに通いトレッキングなんか企画している、とにかくパワフルガールの友人。
山とか自然とか文化に対する物の考え方とか、適度に適当なところ(約束の日付をお互い一ヶ月間違え合ったりしてなかなか会えなかったりする。でもどっちもちゃんと確認とかしない・・・)がお互い「同じ匂いがする」と思われる。
からっと明るい、彼女の人徳でこの日もすごい人数が集まってた。

何年も前にその友人が撮ったネパールの聖地、カイラスの山の写真を見せてもらったときから
山への興味がぐわーんと広がった。




で、神戸のネパール料理やさん手製のネパールのお鍋とかモモとか煮物とかお腹いっぱいいただいた*
(カメラ忘れちゃったのでiphone画像。)


お鍋はかなり優しい味。

かぼちゃやじゃがいもの煮物はとろとろで、食感は完全に肉じゃが(の肉抜き)だけど味はスパイシー。

手作りモモたくさん食べたのに写真無し・・夢中すぎた・・










ネパールでシェルパをしている方も来日していたとかで登場。

8,000m峰の山のシェルパらしい。

8,000m・・・ \_( ゚ロ゚)ハイここ重要

多分あの場に居た全員が

「富士山の倍・・」と思った。はず。

(富士山は3,700m峰)。

息できるんやろうか・・

そこで生まれ育った人には当たり前かな。

世界はすごいな。



遠征の詳細は「岳人」の3月号に6ページに渡って特集されてるよう。

荷物を運ぶ馬(ロバ?)が虎にやられたりっていうエピソードも凄かった。虎だよ・・虎がそこいらへんに居るんだよ・・


シェー大祭の12年に一度のお祭りのラマダンスの動画がすごかった。
すごくいいもの・貴重なものを見せてもらった。

シェー山の周回巡礼(山の周囲を一日で一周してお参りする)は大人でもハードそうだけど、普通に2歳くらいの子どももいた。

向こうでは、天候とか飛行機が飛ぶか分からない(飛ばなかったら1週間後)とか、道が無くなってるとか、虎とか、「予定通り」とかいうことは全くありえない、日本でいうところの「トラブル」がたくさんあって、目的の地についてその当日が12年に一度のお祭りだとかいうのは

ほぼ奇跡

と思ったほうがいいようなお話しだった。
ご縁があるから行けたんだなあと。
友人も「自然の流れに身をまかせる」という心に満たされたと言っていた。


心が洗われる時間を過ごせませした*

2013年2月25日月曜日

みんぱくへ

先日は久々に国立民俗学博物館に寄ってみました。
関西人はここが好きな人が多い!
考えてみれば私も定期的に通ってるなー













太陽の塔のふもとにあります。















ここは写真OK。










モアイ。














くーる きっと くるー






友人にびっくりさせようとメールしたら
「モアイ顔が好み」らしく、逆にめっちゃ喜ばれた。



















オセアニアも、アジアも、アフリカもアメリカも、
世界中のどこのどんな民族にも、古来から精霊を表す「仮面」があり、シャーマニズムがある。












コーランが刺繍されている“キスワ”




暗いのでほぼピンぼけ写真・・





世界の楽器も触れちゃいます。


楽器の元祖っていうのは、神様にささげる祭祀からなんだと私も人生の師に教えてもらった。









木村さんのギターが展示してあった*











アフリカのコーナーにあった、「民族について」→

民族という“観念”を強制された、というのがハッとする。


ここに来るたびに思わされるのは、世界は多数の民族がその土地の土着の神様や精霊、文化、食べ物を大切にして暮らしていたということ。


今もアフリカでは何千もの民族が普通に共存して仲良く暮らしている。

民族紛争とか宗教戦争などと言われているけれど、実際は「国」(領土)という概念が現れ「資源の争い」
をさせられていると。


その土地の神様や文化を尊重する心が本当に大切だと思わされる。



ここはほんとにぜひぜひお勧め。

とにかく広いから一日がかりの覚悟!









***おまけ***







民博の外にいた、火のついた棍棒を投げる大道芸人さん。

「熱い!あっつい!!」と叫びながらの芸だった・・

根性があるのかないのか分からない感じがおもしろかった。